カテゴリー別アーカイブ: ハンドガン

「バリストールユニバーサルオイル」ワンランク上のガンメンテナンス

発火を楽しむ。精巧なメカニズムを味わう。
モデルガンの楽しみは、多数挙げられるだろうけど、意外なところで「メンテナンスをする楽しみ」を上げる方もおられるだろう。

古今東西、『拳銃稼業』を描いた物語には、必ず銃を分解して掃除するシーンが出てくる。
大藪春彦の小説群。読んでいるだけでマシン油で手が真っ黒になりそうな描写をはじめとして。
イブ・モンタン主演、『真夜中の刑事』では、主人公の愛銃、パイソン357の分解シーンから始まるのも、ガンアクション映画史、忘れられない名シーン。

あるいは、漫画『シティーハンター』でも、頻繁に銃のクリーニングシーンが出てきて、それが日常会話というシチュエーションに溶け込んでいる。そう、「心はいつもガンスリンガー」なら、愛銃の手入れは、ただ「掃除」になっているわけがない。
それは、飯を食う。呼吸する。などと同じく、日常の風景と化してなければいけない。
まるで音楽や映画を鑑賞するように、分解しながら、部品の構成の妙を、愛銃の美しさを再認識する。クリーニングは儀式であり日常であり、そして「快楽」だ。

そして、せっかくのひと時。ほんの少し贅沢を、歴史のあるオイルで味わってみるのも良いだろう。
ユニバーサルオイル『バリストール』、今回ご紹介する逸品だ。


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さらばコクサイ。次元の愛銃よ永遠に

2018年1月31日。伝説が一つ消えた。
伝説の名は「コクサイ」。日本のトイガン史上に「リボルバーのコクサイ」として名を刻んだメーカーだ。

それが業務を停止した。

これは、数々の試行錯誤が楽しめたエアガン成長期を体験したものにとって、どれほどの悲報だろうか。
というわけで、今回はコクサイ。特にM19。そう、「次元大介の相棒」な彼、についてお話を進める。

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愛しの刑事銃、M59とM645。オールドスタイルS&Wオート。

これぞコップ・ガン!というと何を思い浮かべるだろうか?
ベレッタM92F?グロックシリーズ?

双方とも、主役格の刑事の手にしかと握られているのは確かだ。
特に、M92Fシリーズは、映画『ダイ・ハード』『リーサルウェポン』各シリーズを皮切りに、刑事のデフォルトとして、銀幕での活躍が華々しい。

しかし、かつてベレッタに匹敵するように、コップ・ガンとして、破竹の勢いで多くのハートをわしづかみにした銃がある。
S&W M59、そしてM645を代表するS&Wのオートたちだ。

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昭和レトロ。日活コルトことコルト32オート

コルトM1903。コルト32オートのほうが通りが良いだろうか。かつて、アメリカでM1911に次いで売れた銃だ。
あの銃器設計の天才、ジョン・ブローニングの設計。コルトM1911も、ブローニング1910も、この銃がご先祖様だ。

などという能書きは程々にしよう。初めてここで知った、という方もおられるかもしれない。
何せ、今の流行ではない「中型オート」小さい。それに比例して弾丸も弱い。本当は小粒でもピリリとからい。のに、銀幕ではやはりインパクトが弱い。すっかり大型オートに株を取らてしまった。

007のワルサーPPK/Sではないけど、中型オートが流行ったのは今は昔。しかし、ある世代にとって、「32オート」は特別の意味を持って浮かび上がる。「日活コルト」の名とともに。

石原裕次郎。小林旭。宍戸錠。
彼らを一躍スターダムに押し上げた映画群。
かつて「日活無国籍アクション」と呼ばれた作品たちだ。

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不滅のリボルバー S&W M10

「永遠の名銃とは何か? 」

その問いに対して、こう答える方は多いのではないだろうか。

コルトM1911

コルト45オート。ガバメントなど、様々な通り名を受けるかの銃。しかも、いまなお進化を続けている。文字通りに1911年に世に出て今や一世紀になっても、絶賛を受けている。それは、天才銃器デザイナー、ジョン・ブローニングのコンセプトが偉大なのかもしれないい。あるいは、「人を殺す」ということは、そんな単純なものでもできる、いわば「人の命のあっけなさ」を物語っているのかもしれない。

しかし、それ以上に長寿を誇る銃。偉大さの陰に隠れているが、やはりこの銃を出さないわけにはいかない。

S&W M10。

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ベレッタM92Fを伝説にしたストーリー

外見より中身、
男、いや、女ならハートで勝負!

時々耳にする言葉た。しかし、スタイルがスペックを上回るといったこともままある。その良い例がベレッタM92Fではないのだろうか。

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帰ってきた七人「マグニフィセント・セブン」- クロサワ映画と西部劇

世界中からリスペクトされている黒澤明監督。何せ、やっと北野武の40年前に、世界的監督のあかしである金獅子賞を取った。いわば、日本で初めて、世界に通用する英雄としてはばたいた。

その作品がワールドワイドなのは、例えば西部劇。世界的ヒットになった『荒野の用心棒』は、黒澤氏の『用心棒』が元ネタ。しかも、『荒野の用心棒』は、これで「マカロニウエスタン」という新ジャンルを切り開いた。

そして、今回紹介する『荒野の七人』も、彼の『七人の侍』を下敷きにしている。黒澤自身、この日本の大成功を見て、「世界でもイケるんじゃね?」と海外進出を本格的に考え始めた、エポックメイキングな作品でもある。

なぜ、今『荒野の七人』なのか?それは、来る2017年1月、リメイクされて戻ってくるからだ。しかも、原題はそのままの『The Magnificent Seven』、邦題も『マグニフィセント・セブン』となるようだ。
監督は、『トレーニングデイ』『イコライザー』を製作したアントワーン・フークワ監督。そして、その豪華キャスト。
本家『荒野の七人』も、ユル・ブリンナーを始め、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンと豪華キャストだった。
そして、リメイク版でも、デンゼル・ワシントン。クリス・プラッドと負けてはいられない豪華キャスト。トレーラーを見てみると、スタイリッシュなカット割りから、見せ方。そして派手な爆発と銃撃戦。と、なかなか期待をそそる。

これは是非、映画館で会うしかないだろう。

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Cz75とガスガン、そしてCz75にまつわる中二病

君の青春にCz75はあったか!?

日本を代表するガン(銃)の第一人者、イチロー・ナガタ。そして、45オートの神様、ジェフ・クーパーでさえ、「最高のコンバットオート」として賞賛を惜しまなかったかの銃。
実際にジェリコ941。そして、ジェフ・クーパーの肝いりで作られたジェフ・クーパーのための理想のモデル、ブレンテン、と数々のクローンも作られているのが、原作の優秀さの証。
中でも『ブレンテン』は、スマッシュヒット刑事ドラマ『マイアミ・バイス』、主人公の、ソニーの手に握られるブレンテンにあこがれた方もおられるだろう。

それはさておき、CZのファーストモデルは、東側の共産主義が功を奏し、コスト度外視な上質な鉄が使われているらしい。なんせスライドを打ち合わせてみると、澄んだ音さえ響くそうな。特別に手をかけて作られたファーストモデル。今でもコレクターの間ではよだれものらしい。

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世界最高のNo.2、次元大介という男『 次元大介の墓標』

次元大介。

言わずと知れた、ルパンファミリーのNo2。そして、世界最高のNo2。と言うか、「俺の嫁」ならぬ「相棒にたい」度はぶっちぎりでトップなのではないだろうか?
破天荒なルパンを、あきれ顔を見せながらも完全サポート。何せ世界中が敵に回っても、「まったくおめぇって奴は。」ってな一言で地獄のそこまで世話を焼く。その完璧なお母さんっぷりは、『コブラ』のレディ。バカボンのママと匹敵する具合の包容力!

しかし、次元大介という男。語るのは難しい。よく考えてみてほしい。彼から銃とルパン三世を取ったら、何が残るだろう?ただのおっさんではないか!
宮崎駿自身「次元はルパンとつるんでないとぱっとしない男」と述べている。『ゴルゴ13の倒し方』という本では、「ルパン三世の倒し方」の章で「銃しか能がない男」とばっさり切られている。

もちろん、普通のおっさんが悪いというわけではない。フィリップ・マーローから、『カウボーイ・ビバップ』まで、主人公はそんなにど派手ではない「普通系」の人々だ。
というより「ハードボイルド」とは、普通な日常を丁寧で繊細に描くことにより、スタイリッシュさがポリッシュされるのではないか?

2012年、『峰不二子という女』というシリーズが放送された。しかし『次元大介という男』というものはなかった。が、2014年、ついにそれにあたるものが現れた。

それが『次元大介の墓標』

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セクシーモンスター、ベレッタM93R

もしあなたがガンマニアなら、自らのガン・クロニクルの中に、「これだ!」という名銃があるはず。そう、あの日見たスクリーンで、漫画で、輝いていたあの主役の手に握られていた、燦然と輝くあの銘銃。それは、まごうことなき正義のあかしか、力の象徴か。その洗礼の中に、強烈な印象を残した銃。ベレッタM93Rは、あなたの心に残っているだろうか?

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