小粒でもピリリとおいしいブロック – ナノブロック

最近、ナノブロックが元気いい。

ナノブロックって、何?っておっしゃる方。しかし、感のいい方はわかるだろう。幼少のみぎり、幼稚園、保育園、そしてご家庭で必ずお世話になった、ブロック玩具。
あれだ。

しかし、ナノブロックは一味違う!

というのは、極小の単位「ナノ」を商品名にでかでかと謳っている通り、最少パーツが4×4×5mmという極小サイズ!それだけ組みごたえは難しくなるが、細部の再現がきめ細やかに対応できる点がいい。

そして、従来のブロック玩具なら、それだけ細部にわたって再現しようとすると、どうしても、サイズが大きくなるのは仕方なかった。しかし、このブロックは、手のひらサイズできめ細かいリアリティを再現!置き場所に困らない、というわけだ。

しかし、これが元気がいいのは、それだけではない。

まるで、ナノブロックで世界を覆いつくさんが如く、次々とコラボ商品を出している。

トヨタのFJクルーザーが発売されたら、さっそくコラボして、限定モデルを出してみたり、映画『タンタンの冒険』が封切られたら、それで出てきた乗物「タンタンロケット」や「サメマリン」などをリアルに表現してみたり。

そのほか、有名どころでは、『エヴァンゲリオン』だろうか。エヴァの一号機の、リアルな頭像が見事に復元されているキットがある。

よくブロックだけで、ここまで再現できたな、と感動するぐらいだ。そこらへんの頭像と引けを取らないだけではなく、ドット絵のような味わいがある。

もちろん、ヒロイン、綾波とアスカもキット商品化されている。当然、デフォルメの二頭身なのだが、かわいい。しかも、それにプラスして、ファミコンのドット絵のような雰囲気を醸し出している。

ここまでデフォルメされていても、やはり「綾波だ」とわかるだけではなく、かわいいとまで思わせるのは、まさに職人芸だ。ほかにも、有名どころとしては、ハローキティという、「伝統的」なキャラから、くまモン、リラックマなどのゆるキャラまで。かと思えば、『魔法少女 まどか☆マギカ』の「お菓子の魔女」。そして、そのマスコットであり、黒幕の「キュウべえ」をモデル化してみたり。

渋いチョイスとしては、英国生まれのクレイアニメ『ひつじのショーン』などもラインナップに加わっているのが、実にツボを押さえている。

また、最近だと、ちょっと前まで放送されていた、『仮面ライダー』シリーズから、なんと、「nanoblock 魂ネイション」と名うたれて、準最新作の鎧武、一号、二号、そしてV3。とどめとばかりに戦闘員まで発売されている。もちろん、デフォルメ二頭身だが、ライダーキックのポーズを再現できたり、仮面ライダーのトレードマーク。バイクのサイクロンに乗せたりでき、遊びの幅が広がっている。

そう、そこは、さすが老舗のおもちゃメーカーのカワダ。ブロックを組み立てて、完成品を作って、はいおしまい。という単純なものではなく、いろいろと「遊ぶ」ための工夫を盛り込んでいる。

例えば、11月発売の、「ナノブロック motion チョロQ」では、トランスフォーマーとのコラボ・・・。しかも、『オプティマスプライム』と『バンブルビー』という、トラフォーの顔をチョイス!で、ロボと、変形後のビーグルモードとセットで売られるそうだが、それだけではない。このビーグルモード、iPhoneのアプリを使って操作できるのだ!
チョロQサイズなので、机の上等でも気軽に操作でき、ちょっとした気分転換にももってこい!

また、「ナノブロック motion チョロQ」では、変形はしないしトランスフォーマーでもない。純粋にリモコンカーとしての「バハバク」と「軽トラ」もラインナップされている気合の入れよう!

このように、ブロック遊び+αなことを取り入れているのが、ナノブロックの真骨頂だといえる。

「だけど、ブロック玩具だろ。」
「なんか、デフォルメが多い。」
「というか、ブロック遊びなんて、子どものやることでしょ。」
と、偏見を持たれている方。

「リアルホビーシリーズ」はいかがだろうか?
このシリーズは、プラモ並の精密さを目指して作られたシリーズ。ブロックのピース数も400から1800までという、かなり組みごたえのあるキット。

で、実際に作ってみると、3Dパズルとプラモデルのいいとこどり、と言った感じだ。

細かい部品をくみ上げて、完成に一歩一歩近づく、というのは、タミヤなどのプラモをくみ上げている感覚そのものだし、何より、塗料や接着剤で手が汚れることもないのはすごくイイ!

そして、設計図が、独特の構成で成り立っている。常に上から見下ろした図をメインに構成されている。つまり、建築物と同じく、地面からにょきにょき立っていくようにくみ上げる。しかし、これが少しばかり頭を使う。説明書通りに作れば、完成はできるのだが、説明書を解釈して、立体へ持って行くプロセスが、3Dパズルをくみ上げていくようで、脳を心地よく揺さぶる。

大人の鑑賞、組み立てを十二分に楽しませてくれるリアルホビーシリーズは、まさに「大人のためのブロック」ラインナップ。今が旬の「スカイツリー」に始まり、「姫路城」「ノイシュバンシュタイン城」という渋い建築物シリーズが目につく。特に、「ノイシュバンシュタイン城」は、2010年日本おもちゃ大賞・ハイターゲット・トイ部門の優秀賞を受賞している、折り紙付き!

え?建物だけじゃ物足りないって?いえいえ、ご心配なく。オトコなら、いつの時代も憧れる、「乗物」も、もちろんラインナップに入っている。

映画『男たちの大和』で、さらなる人気を得た戦艦大和。そして、それを受けたブームになっているゼロ戦。そのチョイスも、「蒸気機関車」「スペースシャトル」「タイタニック」と、なるほどアダルトで渋いセンスが光る逸品ばかり。

「でも、いきなりそんなピース数の多いものを作れるかどうか不安。」という方には、「ミニコレクションシリーズ」や、「情景コレクションシリーズ」から入るのが吉。

「ミニコレクションシリーズ」では、チワワからフラミンゴ、そして「恐竜」果ては「ポケモン」まで、豊富なラインナップの動物を。あるいは、「エレキギター」「ドラムセット」など、楽器シリーズも充実。「情景コレクションシリーズ」も、「サクラダファミリア」「アンコールワット」「金閣寺」等、世界の名所がずらり。

で、これも「リアルホビーシリーズ」と同じぐらい、よく特徴をとらえており、精密な印象を受ける。単体でも、お部屋にアクセントを付けるアクセサリーとして十分イケる。コレクションしたら、文字通り、「デスクトップで動物園、バンド!そして世界一周」気分が味わえる「二度おいしい」シロモノだ。

あるいはまた「アダルティ」なあなたには、「ナノゲージ」はいかが?ナノゲージというのは、ナノブロックで作り上げる鉄道模型。実際にコントローラーで操作ができるし、レールもそろっている。

ラインナップも「新幹線」シリーズという、定番な人気商品から、都心に住む人にとっておなじみの「山の手線」。そして、これまた渋く「蒸気機関車」まで、手広くそろえている。もちろん、ビル街やプラットフォームなど、鉄道模型には必須のジオラマセットも販売されている。

前に述べた「建築物」シリーズを並べて、その情景を楽しむもよし。ブロックだから、個人で「あなた好みの」カスタムをすることも大きいメリット!

なんといっても、趣味の王道である鉄道模型が、ナノブロックと組んだのだ!鉄ちゃんなら、自分のお気に入りの鉄道が、自分の好きなレイアウトで走るのに悦に入ってもいいし、もし、子どもがおられるのなら、子どもといっしょにわいわいやるのも面白い!
まさに、無敵のアイテムだ。

という具合で、大人から子どもまで、世代を超えた楽しさを提供するナノブロック。秋も深まってくるどころか、冬に足を突っ込みかけてる。外出するのもおっくうだし、だんだんと深まってくる夜長。ここは童心に戻って、精密な模型でも組み立てたい。だけど、道具や塗料がなぁ・・・。

とか思ってる方、これでポチポチと細かい部品をくみ上げる楽しみに浸ってはいかが?また、ネット間にも、いろいろ情報が出ているので、買う前に、実際に手に入れた人のレビューを聞けるのもミソ。

私の一押しのレビューサイトはここ

『レゴ箱』

「てつじん」という方が運営されているサイトなのだが、レゴブロック・ナノブロック、分け隔てなくキットを紹介している。彼自身、第六回レゴコンテスト努力賞を受賞されたツワモノ!実際に組み立ててみて、具体的にここがよかった、悪かった。製作時間、難易度等細かく、それでいて親しみやすい文章は、読んでいて面白いし、実際に購入の力になってくれるはず。

また、ロボット中心にオリジナルなブロック・ロボットをくみ上げているのだが、これまた、ただただ、かっちょいいの一言!

豊富な作例・レビューは、見ていて飽きないし、「自分でもオリジナルなものを作ろう」と思っている方には、作例の参考になる。写真から、文章から、その隙間に詰め込まれた「ブロック愛」がかいま見れるサイト。

ナノブロックに興味を持たれた方は、ナノブロックライフのお供に!

この記事を読んで「オレも童心に帰って、ブロックでまったりと」したい方にも、是非一度は目を通しておいてほしいサイトだ。

画像出典:https://www.flickr.com/photos/norio-nakayama/15276600431/