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リーズナブル次元銃!クラウンモデル S&W M19

ガスリボルバーといえば、タナカ。そして東京マルイ。

特に、東京マルイのものは、群を抜く命中精度。そして24連発。そして何よりもそのリーズナブルな値段が売りだった。

しかし、残念ながら生産終了。

ただ、その安さに殴り込みをかけるリボルバーもある。それが、クラウンガスリボルバーだ。

もちろん、「カート式」リボルバー。

グリップからガスを入れる標準的なシステムなので、リボルバーファンなら違和感なく使いまわすことができる。

パイソンという定番。さらには他社ではマルシンしか出していないM586までリリースして、どれも一万円を切る価格。


今回紹介するM19も、そのラインナップの一つ。

まず、造形はオモチャっぽい。

例えば、起こしたハンマーの先端は真っ平で、ハンマーノーズがついていない。

艶消し塗装で頑張っているのは分かるが、全体的にプラスチッキー。

エジェクターロッドも、例えばマルシンなどのように、フル稼働するのではなく、おまけ程度。カートも空薬莢のようで、イマイチ357マグナムっぽくない。

しかし、それを補ってあまりある性能。

ホップアップを装備しているので、結構飛ぶし、予想以上に当たる。リロードの手間さえ惜しまなければ、サバイバルゲームでも使える。

ちゃんとスピード・ローダーも販売されている。

この際、これを買って、降りやまぬBB弾の嵐の前に身を投げ出してもいい。襲い来る多弾数フルオートの前、六発しかない絶望、そしてロマン。

「本当に次元は銃の名手なんだ。」というリアル体験をしてもいい!

あるいは、「とりあえず本格的に様になる銃を手元に置きたい」と思っている方にもおすすめ。

ただ、次元のものとはグリップ形状が違うのだけど、そこは愛で、ということで。

加えて、エアコッキングのモデルもリリースされているのがありがたい。

内臓ポンプをコッキングするために、いちいち撃鉄を起こす必要があるが、ガスがいらないという点は、ガス切れを心配しなくていいし、余分にガスを買う必要もない。

しかも、カートが実弾っぽいし、オプションでもっと実弾っぽいものが買える。

加えて、M19の場合、ガスリボルバーのものとシリンダーとバレルを取り換えるという裏技が使える。

より実弾の雰囲気があるカートリッジが使えるということだ。

オモチャっぽい外見で、「本格的リボルバーが欲しい」という人は尻込みする人もいるかもしれない。

しかし、この価格と性能。手をを出さないのはもったいない。次元大介、いや、リボルバーに初めて触れてみたい方には、イチオシ。

東京マルイを、ある意味しのぐこのリーズナブルさと高性能は、体験してもらいたい。


Photo by wikimedia