リーズナブルに手に入る「シティハンター」冴羽 獠の愛銃 – クラウン・パイソン
TMネットワーク渾身の主題歌、『GET WILD』を引っ提げて、『シティハンター』が帰ってきた。
しかも、劇場版。その名も『新宿プライベート・アイズ』だ!
もちろん、ストーリーも完全新作!
今回も、もちろん美女。そしてドンパチ満点の作品に仕上がっている。
モデル、進藤亜衣が、シティハンターのもとへボディガードの依頼へ赴く。そして、彼女はあるIT企業のキャンペーンガールとして雇われるのだが、なんとこの社長、御国真司が、香の幼馴染。
一方、狙われる亜衣の後ろでちらつく陰謀の影。来日する大物武器商人と最新兵器。
果たして、シティハンターは、彼女を守り切ることができるのだろうか?
という、なかなか劇場版らしい豪華なてんこもり。
陰謀の方も気になるけど、香とりょう、そして御国との恋のさや当ても気になる。
しかも、なんとあんなムフフなおまけまで!
主人公、冴羽の声を当てている神谷氏の言葉。「(ルパン三世のごとく)時々ふっと、こんな形で、『シティハンター』が帰ってきてくれたら。」という言葉は、まさにファンの代弁だろう。
結末は、ぜひあなたの目で!
気になるあれやこれやの情報は、ここをチェック!
『劇場版CITY HUNTER 新宿プライベート・アイズ 公式サイト』
となると、獠の愛銃が気になってくるだろう。彼が手にするのはコルト・パイソン、1955年に発売された少々アンティークな銃だ。
この作品で初めて『シティハンター』に触れた方なんか、「この世にこんなかっこいい銃なんてあったんだ!」と震えている方もいるかもしれない。
そんな方にお勧めする、リーズナブル究極の一丁。クラウンのガスガン「クラウンモデル ホップアップガスリボルバー COLT パイソン」だ。
『バイオハザード』など、大ヒット作に出てくるかっこいいリボルバーと言えば、パイソン。
パイソンでなければリボルバーに非ず、とばかりに、知名度が高いパイソン。
そういえば、昔月刊GUNで、「どうしてシティハンターはM586を使わないんだ。」ということで、アニメスタッフまで巻き込んだ大論争になったこともあったっけ。
そこまで人気が高いパイソン。
ガスリボルバーなら東京マルイ、そしてタナカが出している。
加えて、マルイはエアコッキングのパイソンまでリリースしている。
しかし、忘れてはいけないのが「リボルバーのクラウン」だ。
そもそも、2,30年前、ショーケースに誇り高く飾ってあった、ブランド物のエアソフトガン。
それは、エアガン、ガスガンの中でもなかなかの値段だ。
しかも、「リボルバー」などというものは、オート全盛の当時にあって、まだまだマイナーなものだった。
何せ「シリンダーが回り、排莢ができる。」というモデルガン並みのギミックを入れるのは、手間がかかる。
しかも「六発撃ったらおしまい」。致命的な装填数に加え、カートの隙間をはじめとしてあちこちに隙間が空かざるを得ないエアガンのリボルバー。
当然、飛距離もパワーも、オートには及ばない。
しかし、クラウンはやってくれた。
シリンダーを外に振り出し、一発一発、実弾を模したカートを入れている。
まさに「銃が生き返る!」この儀式を再現しつつも、比較的リーズナブルな価格でエアリボルバーを供給。
ラインナップも、パイソンにM29の44マグナム。
しかも、銃身の長さが違うモデルを取りそろえているこのありがたさ。
まさに、「リボルバー」界における東京マルイの「1900円」シリーズ。5m飛ばないのもなんのその。
これで「リボルバーの本懐」を堪能した方もたくさんいるだろう。
その根強い人気は、少しずつアップデートを繰り返しながら、現在までクラウン・エアリボルバーの命脈が絶えていないことからでもうかがえる。
なんせ、規模がデカイスーパーマーケットやらディスカウントストアにも並んでいるんですぜ!
そのクラウンが、ガスリボルバーを出すとなると、これは期待せざるを得まい。
実際に、クラウンのガス式パイソンはありがたい。
というのは、「排莢桿を押したら、六発の空薬莢が地面にころがる。」リボルバーならではの快楽が楽しめる、「カート式」パイソンはこれだけだからだ。
意外なことに、今メジャーなパイソンはタナカ・東京マルイ社製品だけど、全て直接シリンダーにBB弾を込めるカートレス式になっている。
おかげで、オートマチックガスガンと渡り合える性能は身に付いたんだけど、「これってブローバックしないガスガンと同じ!」ということで、敬遠する人もいる。
しかも、価格がリーズナブル。タナカのものが二万以上、マルイでも一万円オーバーなのに、クラウンのパイソンは一万円を切る。
その割には、つくりがしっかりしているのには驚かされる。
接合跡は消されているし、極端なディフォルメも無い。
エアガンとしての機能を入れるために、デザインに無理をきたすということは、他のメーカーでもあるのに、これは素晴らしい。
また、フロントサイトに、赤い目印が付いているのも、雰囲気だけではなく照準も目に入りやすくなる。
さらに驚かされるのが、その性能。
軽いトリガーフィーリングとともに、室内での的うちや、室内ゲームなら使えそうな集弾性能を発揮。
実際、同じくカート式リボルバーの雄、マルシンのリボルバーよりかは弾のまとまりはいいと思う。
この価格でここまでの性能を持つのなら、おつりがくるくらいの満足感。
「安かろう悪かろう」というイメージが先行して、なかなか手を出さない方もいるだろうが、「シティハンター」も銀幕に復活したのだ!
この機会に、ぜひ手に取ってみてほしい。絶対に損はさせない!