新しい年を懐かしいゲームで – その1 『サムライスピリッツカレンダー』

さて。最近のゲーム雑誌、ネット、はてはテレビCMでバンバン「ゲーム」が宣伝されている。

しかし・・・なんか「疲れね?」私なんか、毎月毎月紙面をにぎやかにする・・・。毎月発売される「ゲーム」には、ついていけない。

確かに、紙面、ネットに花が添える、「萌えっ子」や「イケメン」が増えるのはいいんだけど、あまりにも過剰だと、目がくらくらして疲れ目につらい。

ここはどっしり、昔の「懐かしいゲーム」。そう、時間にも何にも縛られず、どっかりと腰を据えて熱狂したゲーム。そう、ちっちゃなモニターの向こうに、「確実に世界があり、そしてその世界にどっぷりはまれた」思い出のゲームに浸ろうではないかね。「カレンダー」で。

そう、年末だから、そろそろ2015年度のカレンダーも欲しくないかね?

少しばかり強引な導入ですまない。だけど、壁にある、あるいは卓上のカレンダーを見ながら、毎月、あのころにタイムスリップできる・・・。ていうのも、オツではないかな?年末だしね。

というわけで、「むむっ!これは!」と思った、気合の入ったレトロゲームのカレンダーを紹介してみよう。

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小粒でもピリリとおいしいブロック – ナノブロック

最近、ナノブロックが元気いい。

ナノブロックって、何?っておっしゃる方。しかし、感のいい方はわかるだろう。幼少のみぎり、幼稚園、保育園、そしてご家庭で必ずお世話になった、ブロック玩具。
あれだ。

しかし、ナノブロックは一味違う!

というのは、極小の単位「ナノ」を商品名にでかでかと謳っている通り、最少パーツが4×4×5mmという極小サイズ!それだけ組みごたえは難しくなるが、細部の再現がきめ細やかに対応できる点がいい。

そして、従来のブロック玩具なら、それだけ細部にわたって再現しようとすると、どうしても、サイズが大きくなるのは仕方なかった。しかし、このブロックは、手のひらサイズできめ細かいリアリティを再現!置き場所に困らない、というわけだ。

しかし、これが元気がいいのは、それだけではない。

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『ダーティー・ハリー』とマグナムシンドローム – 銀幕のマグナムとのその周辺

「ダーティー・ハリーと、そのマグナム」が引き起こしたマグナム・ブームは、止まるところを知らなかった。マグナムを抱えた名物刑事、ヒーローの図は、様々な形でオマージュされた。

とりわけ有名なのが、チャールズ・ブロンソン主演の『狼よさらば』ではないだろうか?

主役のブロンソンは、今でも人気が高く、みうらじゅんと田口トモロヲの音楽ユニットに、「ブロンソンズ」なる名前が使われたり、みうら氏もリスペクトが高く『ブロンソンならこういうね』(ちくま書房)という本を出したりしている。

あらすじは次の通り。

「ただの変哲のない普通人。ポール・カージーを襲った悲劇。
妻と娘に囲まれて・・・というささやかな幸せは、まるで不慮の事故のように、三人組の強盗に殺されてしまう。

その日から、カージーの運命は変わり出す。最初は臆病に、通り魔的に「目についたチンピラ」をやってしまう。凶行の直後、彼は一気に吐き戻す。

このリアルさがなんとも言えない、『善良な小市民』の凶行のいたいたしさを醸し出している。しかし、回数を重ねるごとに、その手口は、だんだんと悪党処刑機械みたいになっていき・・・。結局、次々と町のダニどもを対峙していくカージーだったが、ついに敵に巡り合えることはなかった。

しかし、もはや彼には、そんなことはどうでもよかったのかもしれない。そう「悪党処刑人」としての使命に目覚めてしまったから・・・。ラストシーン、チンピラに向けられた狂気の笑顔に、もの悲しささえ感じる・・・。

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「俺が今、六発撃ったか、五発か・・・。」 ダーティ・ハリーとその愛銃たち

今やすっかり、「マグナム」と言えば、デザートイーグルの図式が出来上がっている。あるいは、大ヒットしたホラー・ゲーム『バイオハザード』シリーズの最終兵器か?

しかし、「ヒーロー」=「マグナム」の図式を作ったのは、やはりクリント・イーストウッドではないのだろうか? 

1971年生まれの映画『ダーティ・ハリー』は、古き良き時代・・・男の生き方という言葉がキラキラと輝いていたころの、再びよみがえったカウボーイだった。どんな困難にも負けず、自分の美学を貫きとおすガンマン・・・。「フロンティア・スピリット」そんな言葉が、過去の遺物として忘れ去られようとしたときに、正統派の漢がよみがえったのだ・・・。彼のキャラクターこそが、アメリカをはじめ、世界中に受け入れられた大いなる要因だろう。しかも、彼の手には、「世界最強の銃」44マグナムがあった(トップの写真は.44マグナム弾を発射するスタームルガー社レッドホーク)。

ポンチョからスーツへ、そして、最新の装備でリメイクされたガンマンは、いまだに根強い人気を誇る。

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ジョジョの奇妙な冒険 グイード・ミスタの銃の正体は?

名ガンマンと言うと、誰を思い出すだろうか。

ワイアット・アープ、クリント・イーストウッド演の『名無しのガンマン』、ルパン直撃世代なら次元大介、あるいはシティーハンター。こんな記事を見ていただいている皆様ならば、各自心に一人ぐらいの「心の師匠」=「ガンマン」を抱いているだろう。

その中に、「グイード・ミスタ」の名はあるだろうか?

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特撮リバイバルの今だからっ!『科学少女 サイバリアン』

最近特撮のリバイバルブームが激しい。その皮切りとなったのが、80年代の筆頭ヒーロー、銀色の甲冑に身を包んだ、メタルヒーローという概念を作った「宇宙刑事ギャバン」

それが、2012年のスーパー戦隊『海賊戦隊ゴーカイジャー』の劇中に参加した!しかも、堂々と『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』と、タイトルに銘打たれているように、ギャバンは堂々の主役なのだ!

それは、80年代の特撮ファンには、驚愕と感動をもって、そして、今を担うちびっこ諸君にも、新鮮で力強いヒーローとして迎えられた。

その証拠に、同年、ギャバンのリメイクとして、完全オリジナル、劇場版『宇宙刑事ギャバン』が作られる。

また、次の2013年には、再び戦隊もののゴーバスターズと共演。(Mission31「宇宙刑事ギャバン、現る!」 新・ギャバンだけど・・・。)
まさに破竹の進撃だ!

これだけでも、80年ガキ世代にはたまらないのに、新旧ヒーローのクロスオーバー作品として、2013年にリリースされた『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー対戦 Z』には、なんと『機動刑事ジバン』『世界忍者戦ジライヤ』まで登場!全てを覚えてる方はそう多くはないかも知れないが。

さらには『ライオン丸』『電人ザボーガー』まで新作としてリメイク!

そして、2014年に入ってからも、劇場版『キカイダー』が作られ、その年のの10月10日には、なんと『宇宙刑事シャリバン』が、そして、11月7日には、『宇宙刑事シャイダー』が、それぞれ『NEXT GENERAITON』として、Vシネマとしてリリースされた。

まったく、昭和のあのあっつい黄金のヒーロータイムを経験したおっさんにとっては、感涙物の話だ。
しかし、ここまで旧作のリメイクが激しいのなら、この作品に触れておいても悪くない。
科学少女サイバリアン』だ。

サイバリアン01

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リボルバーは電気羊の夢を見るか? – マテバ M-M2007

今もっとも日本ではやっているサイバーパンク、と言えば、やはり『攻殻機動隊』だ。

士郎正宗原作によるこの漫画は、鬼才映画監督、押井守の手によって、1995年に映画化される。そして、たちまちアメリカでビルボード誌のビデオ週間売り上げ一位となる。

日本のハイクオリティなアニメ・・・『ジャパニメーション』の名をとどろかせたとともに、サイバーパンクアニメの金字塔となった。

その人気の証明。
劇場版続編『イノセンス』(2004年)は第25回日本SF大賞受賞。さらに、2002年、2004年、2006年にTVシリーズが作られる。最近では、2013年に、劇場版『攻殻機動隊 ARISE』が作られたことを覚えているファンの方もおられるだろう。

また、原作である漫画、そしてアニメの世界だけにとどまらず、小説、ゲームと、まさにメディアミックスを地で行く展開が行われている。

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ルパン三世の車についてのアレコレ。新・旧フィアット500

2014年に公開された、実写版映画『ルパン三世』。評価は様々だったが、娯楽映画としては楽しめたと思っている。

内容はさておき、『映画泥棒』とタイアップしたり、宣伝、アトラクションは多彩だった。特に、ルパンの愛車、旧フィアット500を作っている自動車メーカー、フィアット社直々に、ルパンとコラボCMもしていた。


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銭形警部の愛銃コルトM1911、100年生き抜く名銃の魅力

ルパン三世を語る際、次元、五ェ門、不二子のルパンファミリーに加え、忘れてはならない宿命のライバルがいる。銭形警部だ。

ルパンのいるところ、必ず銭形あり。
ファーストシリーズでは、ルパンを死刑台に送ることが夢なのに、実際に捕まえると
「まるで、警部は、ルパンに脱獄してもらいたいみたいですな。」
と看守に言われるほどの動揺を見せたりする。

というか、今やすっかりルパンファミリーの一員としての待遇に甘んじているような銭形警部だが、原作の・・・そして劇場版ルパン三世『DEAD OR ARIVE』のハードボイルドな銭形警部もいい。

しかし、アニメ版のドジな銭形にも、原作版の渋い銭形警部にも、腰にぶら下がっていてもらいたいものがある。それはやはり、コルトM1911。通称ガバメントモデルだ。

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迷宮へようこそ – ふじ・きりお『少女ダウナー探偵』『悪魔彼女QR大全』 

さて、巷では「本屋大賞」「このミスが凄い」などといって、「映画化!」「×万部売れた!」というあおりがバンバン飛びまくっている。

しかし、それだけで、本当に満足していいものだろうか。本屋に並ぶ商業主義の本の海以外にも、探せばお宝は存在する。例えば、これから挙げる『少女ダウナー探偵』とか。

『少女ダウナー探偵』は、ふじ・きりお氏が書かれた探偵マンガ。本屋では売ってない。勘のいい方ならぴんときたかもしれない。

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