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「違いのわかる男」に!『モデルガン女子』

最近、ひそかにモデルガンが盛り上がっている。

ルガーP08の原型となったボーチャード・ピストル。「スーサイド・ナンブ」などという不名誉な名前を付けられた九十四年式拳銃。単発しか撃てない必殺のレジスタンス兵器「リベレーター」など、マニアが待ち望んでいた銃が、つぎつぎモデルガンとしてモデルアップされている。

いわゆる「高級モデルガン」になっているが、それはそれだけ、採算の取れるほどファンがいるということ。実際に、あの若者向けガジェットのカリスマ雑誌、『MONOマガジン』でも、「日本の傑作品」として、モデルガンが取り上げられている。雑誌によれば、海外製他者のライバルと張り合ってしのぎを削る、ということがないらしい。世界でも類を見ない厳しい銃刀法で鍛えられた日本のモデルガン。その精密さ、アクションは、世界に唯一無二。

実際、皮肉なことに銃の所持を認められているヨーロッパさえ「実銃はあぶないから」と言って、モデルガンが売れているらしい。その時に選ばれるのが、やはり日本製のモデルガン。

かくも素晴らしきモデルガンの世界。しかし、モデルガンと言うのは敷居が高いらしく、なかなか手を出そうとする人がいない。BB弾が出ず、出るものは火花と激発音。パワーソースに火薬を使う。撃つたびにクリーニングして火薬カスを取らなければいけない。エアガンとはまったく違う世界の前で、躊躇している方もいるかも知れない。

その入門誌にもってこいな本がある。これを読んで、あなたも違いの判る男に。

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これが最新英国スパイ!『キングスマン』

007シリーズ最新作『スペクター』。往年の名作スパイドラマ『UNCLE』の映画化。と、スパイムービーの復権か!?けれんみたっぷりと書いて「誇大妄想」と呼ばせる悪党、そして、敵味方入り混じるガジェット。オッサン世代にうれしい映画続出だ。

しかし、あなたの心の映画館に、これも加えてほしい。

『キングスマン』

2015年9月に劇場公開され、12月にDVDがリリースされた作品だ。

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本当に「さらば」!?『あぶない刑事』最新のガン・モード

1月3日、とうとう公開された『さらばあぶない刑事』。

トレーラーの中にも、まったく30年のギャップを感じさせない、あの名調子とともに、「トレンディ刑事」がよみがえっている。まずはこれに驚いた!昨今の刑事ドラマ。やれ「リアリティ」だ。あるいは「推理劇」に偏り過ぎて、「まず体動かせよ!」と突っ込んでしまいそうな作品があふれている。

昔の作品は、もっと「火薬と硝煙の香り」に包まれていた。そして不思議なことに「血のニオイ」はしなかった。荒唐無稽で、バイオレンスで解決するけど、どこか「リアルな暴力を想起させない」さわやかなアクション刑事。思えば『ベイシティ刑事』『あいつがトラブル』と、バブル景気華やかな頃は、名作が目白押しだった。

こんな「オサレ刑事」もっと復活してほしいと思うんだが。『さらばあぶない刑事』のオフィシャルサイトはここ。

http://www.abu-deka.com/

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スパイガンは永遠に。ワルサーPPKをめぐるあれこれ

2015年はスパイ映画の当たり年だった。

かつての名作スパイTVシリーズ『ナポレオン・ソロ』のリメイク『コードネーム U.N.C.L.E.』。

そして、007『スペクター』。

「ボンドが金髪!?」など、歴代ジェームズ・ボンドのイメージを打ち破るダニエル・グレイグの起用。そして、いざ、ふたを開けてみると、かなりのハードボイルド風味。悪い言葉で言えば、今までの「ちゃらけたプレイボーイ」感が吹き飛んだ。

タフで寡黙なボンドは、歴代ボンドのようなスーパーマンっぷりが薄れ、その代わり等身大のヒーローが全身全霊をかけて戦う。いわゆる「金髪のボンド」となってから、『007』シリーズも変わったのではないだろうか?彼が演じるボンドは、とてもスーパーマンじゃない。

例えば、前作『スカイフォール』では、テストの結果「任務には不適切」と断言される。

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戦うコミニュケーション CROWDIO – いま、おすすめのWebマンガ

「どんな愛の言葉も、口下手ならば届かない。」

よくあるドラマの中で、こんな言葉を聞いたことはないだろうか。しかし、口下手ならば、愛が届かないなんてこと、あるだろうか。

この物語の主人公、足元キズナは、周りのみんなを低俗と怒っている。無神経な振る舞いをする、同世代の若者に。何より腹を立てている。

CROWDIO 01

私たちもやたら義憤に駆られて、社会正義や、学校での非倫理行動に無性に腹を立てたことはないだろうか?その理由はもう一つある。その中にルサンチマンが含まれているのにも気づかずに、そうして他者に壁を作らないと、ガラスの自分が壊れてしまうから。

でも、実は、どんな人だって、中学・高校生のころは、重かれ軽かれ、そんな感情を持ったことないかな?実は、私もそう。

「社会に関わりたい」だけど「自分と他人にれっきとした違いがなきゃダメ。」

ところが、ネットが普及してくるに従い、それに求められるコミュニケーション能力のスキルアップが要求される。すると光と影のように、リアル会話が苦手な人がクローズアップされるようになる。「コミュニケーション障害」なる言葉、レッテルまで出てきている。

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『マッドマックス』的、世紀末な銃 – ソウドオフ、M29、脇役のモーゼルミリタリー

2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデスロード』。30年ぶりの新作だったがいざ公開されてみると、期待を裏切らないマッドなバイオレンスさ炸裂な傑作に仕上がっているということで、評判も上々。映画館、そしてTV洋画劇場、と、子どものころこの洗礼を受けた方には、懐かしく、そして新しいサプライズだった。

今回は、暴力のアイコン。「マッドマックス」に出てきた銃器について語ろうと思う。

マッドマックスの世界では、銃よりもボウガンなイメージがある。なにせ、文明衰退後のお話。文明の機器である銃や弾丸。作るのは難しい。という裏設定なのだろうか。しかし、それでも銃器の需要はなくならない。

マッドマックスの銃といえば、ズバリそのまま『MAD MAX』というものがある。そう、映画の宣伝ポスター。DVDジャケット。はては、今回の映画『怒りのデス・ロード』の宣伝ポスターでも、誇らしげに構えられる、ソウドオフのショットガンだ。

用語を説明しておこう。「ソウドオフ」とは、ショットガンのストック、そして銃身を極端に切り詰めたもの。映画『ターミーネーター』で、おなじみだろう。未来から来た主人公が、コートの下に隠し持てるように、ストックとバレルを切り詰めていた。ああいう感じのショットガンを、ソウドオフという。

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斜陽のコルト社とS&W社のM1911「SW1911」

世界一有名な自動拳銃。キングオブ自動拳銃と言えばなんだろうか。多くの方が想像するとおりコルト社のM1911。45オートだろう。日本ではガバメントという通名で有名だ。

なにせ、登場時の1911年から1985年まで、一世紀近くもアメリカ軍の正式自動拳銃としての地位を守っていた。そして、未だに人々に愛される。どんぐりのような45ACPは、眺めているだけで強大なストッピング・パワーを秘めていることを伝えてくる。

頼もしいの一言。なにせ、アメリカで一番売れている銃だ。なんでも「グリップの角度、レイアウト」が、M1911ライクなら売れる」という神話が、ガンメーカーにあるようだ。

デトニクスに、ハードボーラー。前々からガバメントコピーはあったが、しかし、この銃のインパクトにはかなわないかもしれない。

SW 1911だ。

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ジャケットの色は変われども、変わらぬ相棒ワルサーP38

ルパン三世がTVシリーズで復活したのは記憶に新しいだろう。イタリアで先行放映し、その後の日本へ上陸。イタリアの風を受けたルパンをもなさんはどう評価されただろか。

このシリーズ通しての、新レギュラーとなったキャラもいる。その名は「レベッカ・ロッセリーニ」もちろん女性だ。これは、結構驚くべきことではないのだろうか。特にTVスペシャルなどでは、一回限りのヒロイン登場はルパン三世の恒例行事。
しかし、TV「シリーズ」なのだ。ルパンといえば、峰不二子。シリーズ登場時から、恋人とも、いつ裏切るかわからないスリリングなライバルともつかない性格。自由奔放な「女だったら一度はあこがれる」、しなやかで強い女性像を作り上げた峰不二子。そんな強烈な魅力を振りまく峰不二子と双璧をなすヒロインとは?

こんな意外なところからのアプローチでも、スタッフの気合の入りようはわかるはず。

ジャケットの色が一新されたが、その手にあるのはやっぱり永遠の相棒、ワルサーP38だ。今回は、このエピソードを見れば、もっとルパンが好きになる。P38が好きになる。ワルサーが印象的な使われ方をしたエピソードをご紹介しよう。

近年の記憶では、そのままズバリ、その名を関したTVスペシャル、『ワルサーP38』だろう。

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He’s backな今こそターミネーター第1作。そしてその脇役 AMTハードボーラー

ついに奴が帰ってきた!その名は「ターミネーター」

そう、80年代に、俺達の心を恐怖のズンドコに叩き込んだ、映画『ターミネーター』。赤く光る目。ヘビィメタルの骨格。「ヒト」から余計なものを取っ払ったスケルトン。それは恐怖の対象でありながら、余計なものをすべて取り払った、原始的な神々しさを放っていた。

そして、殺人マシンが今度はヒーローとして現れた。それが『ターミネーター2』カイルとサラ・コナーを絶望に追い込んだ殺戮マシンは、さらなる強敵、T-1000の脅威から二人を守るために、完全と立ち向かった。

この二作で、不動の『SF映画の金字塔』を打ち立てた『ターミネーター』シリーズ。

その影響がどれくらいスゴイか。例えば当時の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』OPで、この流体金属化するパロディを懐かしく思い出す方もおられるかもしれない。

それが、再び動き出す。

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地獄から復活したマッドマックス。その愛車、インターセプターV8

2015年、時はまさに世紀末!そして奴が帰ってきた。すべての世紀末伝説は、ここから始まった。

マッドマックス 怒りのデスロード

『マッドマックス』もはや説明不要だろう、情け無用の世紀末。すべてを失った怒りを、その非情なる世界に叩きつけて、たった一人で戦った男。

そう、大戦争後、文明破壊の後の世界を描いた金字塔だ。荒れ果てた一面の荒野。いつ止むともわからない、ならず者の暴力のハードレインが振り続ける中、限りなく強い英雄がやってくる。

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