カテゴリー別アーカイブ: 書籍

「押井守はこう考える」最新にて総括!『凡人として生きるということ。』

今やかの人が監督した『攻殻機動隊』がハリウッド実写化。
すっかりジャパニメーションを代表する第一人者となった押井氏。
実は、文筆業の方もますます盛んになっている。

特に、そのエッセイ。
世界の半分を怒らせる』(幻冬舎) 『友達はいらない』(テレビブロス新書) 『コミュニケーションはいらない』(幻冬舎新書)など、過激なタイトルが最近の傾向だ。

この常識に真っ向から挑戦するエッセイ群の中、押井守初心者にお勧めなのがこれだ。『凡人として生きるということ 』(押井守・著 幻冬舎新書)

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世界最強のシックスガン S&W M500

30オーバー、もしくは40前後の世代。
その時代直撃な「刑事」銃と言えば?

45オート?ベレッタ?いや、そんな豆鉄砲じゃない。
男だったら「マグナム」だろう、もちろん「世界最強」の。

というわけで、『ダーティーハリー』のヒットを皮切りに、雨後のタケノコのようにマグナム片手の名物刑事が現れた。

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不滅のリボルバー S&W M10

「永遠の名銃とは何か? 」

その問いに対して、こう答える方は多いのではないだろうか。

コルトM1911

コルト45オート。ガバメントなど、様々な通り名を受けるかの銃。しかも、いまなお進化を続けている。文字通りに1911年に世に出て今や一世紀になっても、絶賛を受けている。それは、天才銃器デザイナー、ジョン・ブローニングのコンセプトが偉大なのかもしれないい。あるいは、「人を殺す」ということは、そんな単純なものでもできる、いわば「人の命のあっけなさ」を物語っているのかもしれない。

しかし、それ以上に長寿を誇る銃。偉大さの陰に隠れているが、やはりこの銃を出さないわけにはいかない。

S&W M10。

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なぜゴルゴはかの銃を選んだか?AK-47 vs M16

小銃。アサルトライフルといえば、真っ先に思いつくのはなんだろう?
ここでガーランドとかシュマイザーとーか挙げる方は、まずおるまい。やはり、M16とAK-47・カラシニコフだろう。

アサルトライフルのアイコンとも呼べるこの二丁。くしくも、「アメリカ」と「ソ連」。冷戦でにらみ合っていた巨大二頭を代表する銃だ。
となると、こういう疑問が頭をもたげる。

「果たして、強いのはどっち?」

子どものころから、離れない。常に「最強は誰だ?」と考えてしまう。それは男のサガ。
とは言え、この二丁の優劣は、ガンマニアから傭兵まで、永遠の課題ではないか。というわけで、少しその二丁について、まとめてみたい。

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子どものためのアダルト本!?双葉社ジュニア文庫『ルパン三世』

あなたは『ルパン三世』をご存知だろうか?

もちろん、こんな記事を読んでいる時点で、ルパン三世を知らない、とは予想しがたい。
が、もしあなたがルパン初心者なら、福音となる一本が出た。

ルパン三世 五右ェ門登場編双葉社ジュニア文庫刊。そう、れっきとした児童書だ。

そもそも、出会った時から異色だった。でかい目でアニメ塗りな萌え萌え主人公。書店の児童書の棚が、彼、彼女たちであふれかえる中、原作者モンキーパンチの原画そのままの、クラシカルな劇画絵。このバタ臭い絵にひかれて購入するどころか、そっぽを向かれるマイナス要因となりかねないセンスに魅かれる。

一読してみてうならされる。

「こいつら、本気で勝負しているな。」

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Cz75とガスガン、そしてCz75にまつわる中二病

君の青春にCz75はあったか!?

日本を代表するガン(銃)の第一人者、イチロー・ナガタ。そして、45オートの神様、ジェフ・クーパーでさえ、「最高のコンバットオート」として賞賛を惜しまなかったかの銃。
実際にジェリコ941。そして、ジェフ・クーパーの肝いりで作られたジェフ・クーパーのための理想のモデル、ブレンテン、と数々のクローンも作られているのが、原作の優秀さの証。
中でも『ブレンテン』は、スマッシュヒット刑事ドラマ『マイアミ・バイス』、主人公の、ソニーの手に握られるブレンテンにあこがれた方もおられるだろう。

それはさておき、CZのファーストモデルは、東側の共産主義が功を奏し、コスト度外視な上質な鉄が使われているらしい。なんせスライドを打ち合わせてみると、澄んだ音さえ響くそうな。特別に手をかけて作られたファーストモデル。今でもコレクターの間ではよだれものらしい。

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猫が演じるハードボイルド『ルドルフとイッパイアッテナ』

かの、モハメド・アリは言った。

「友情なんか学校で教えてくれるもんじゃない。だけど、それを知らなければ、何一つ学ばなかったのと同じだ。」

私も声を大にして言いたい。

「座右の本は、だけも教えてくれない。だけど、それを知らなければ、人生を知らないのと同じだ。」

例えば『ルドルフとイッパイアッテナ』(斉藤洋・講談社)

もしかすると、小学校の感想文の課題図書に選ばれて、そのままファンになった方もおられるかもしれない。その『イッパイアッテナ』が、スクリーンに帰ってくる。

監督は、湯山邦彦、榊原幹典。脚本が加藤陽一と、豪華キャストになっている。そして、キャストも、ルドルフが、井上真央。鈴木亮平にイッパイアッテナと、今が旬の俳優が声を固める。
ルドルフのかわいらしくて、だけど芯が通ってる強さが出ているところもいい。だけど、ここはイッパイアッテナの声も一押ししたい。渋い!まさに正統派オヤブンの声は百獣の王!?NHKの『母と子のてれび絵本』で、毒蝮三太夫のユーモラスだけどどすが利いた声とは、一味も二味も違う。

今回は、セルアニメーションではなく、ピクサー映画のようなCGが使われているのにも注目。人形アニメのマンガらしさと、実写のリアリズムをいいとこどりをしたような映像は『ルドルフとイッパイアッテナ』世界にぴったりだ。


映画『ルドルフとイッパイアッテナ』公式サイト

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ポスト『カウボーイビバップ』か!?バンド・デシネ作品『ブラック・サッド』

1950年代に、映画界に颯爽と現れた新しい波「ヌーベルバーグ」。ジャン・リュック・ゴダール監督を代表とするそのうねり。今までとは一味も二味も違う映画を生み出してやろう、という若い監督たちの熱気は、「ヌーベルバーグ」=「新しい波」として、一大センセーションを巻き起こした。

そして、ひそかに漫画界でも「新しい波」が生まれようとしている。それが「バンド・デシネ」だ。

「バンド・デシネ」とは、おフランス、そしてベルギーなどを中心とした舶来もののマンガ。その緻密かつ、からっとした作風は、日本産ではとてもまねできない新鮮な感覚に満ち溢れている。
特に、バンド・デシネの大家、メビウスの作品群は、日本アニメの革命児、宮崎駿、大友克洋を始め、世界中のアーティストに影響を与えている。
また、児童文学で言えば『ドリトル先生』シリーズなみの児童マンガの定番。『タンタンの冒険』は、世界中で愛されている。

そして、2011年には、「世界のスピルバーク」によって映画化。日本人でも、『タンタンの冒険』は耳にしたことがあるのではないか?

というわけで、ここではまとめきれないくらい、漫画界に影響を与えているバンド・デシネ。
しかし、なにせ洋モノ。比較的わかりにくい作品も頻発する「バンド・デシネ」。その入門となるべく作品をご紹介。その名は『ブラック・サッド』。まさに大人のためのファンタジー。童話だ。

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「違いのわかる男」に!『モデルガン女子』

最近、ひそかにモデルガンが盛り上がっている。

ルガーP08の原型となったボーチャード・ピストル。「スーサイド・ナンブ」などという不名誉な名前を付けられた九十四年式拳銃。単発しか撃てない必殺のレジスタンス兵器「リベレーター」など、マニアが待ち望んでいた銃が、つぎつぎモデルガンとしてモデルアップされている。

いわゆる「高級モデルガン」になっているが、それはそれだけ、採算の取れるほどファンがいるということ。実際に、あの若者向けガジェットのカリスマ雑誌、『MONOマガジン』でも、「日本の傑作品」として、モデルガンが取り上げられている。雑誌によれば、海外製他者のライバルと張り合ってしのぎを削る、ということがないらしい。世界でも類を見ない厳しい銃刀法で鍛えられた日本のモデルガン。その精密さ、アクションは、世界に唯一無二。

実際、皮肉なことに銃の所持を認められているヨーロッパさえ「実銃はあぶないから」と言って、モデルガンが売れているらしい。その時に選ばれるのが、やはり日本製のモデルガン。

かくも素晴らしきモデルガンの世界。しかし、モデルガンと言うのは敷居が高いらしく、なかなか手を出そうとする人がいない。BB弾が出ず、出るものは火花と激発音。パワーソースに火薬を使う。撃つたびにクリーニングして火薬カスを取らなければいけない。エアガンとはまったく違う世界の前で、躊躇している方もいるかも知れない。

その入門誌にもってこいな本がある。これを読んで、あなたも違いの判る男に。

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戦うコミニュケーション CROWDIO – いま、おすすめのWebマンガ

「どんな愛の言葉も、口下手ならば届かない。」

よくあるドラマの中で、こんな言葉を聞いたことはないだろうか。しかし、口下手ならば、愛が届かないなんてこと、あるだろうか。

この物語の主人公、足元キズナは、周りのみんなを低俗と怒っている。無神経な振る舞いをする、同世代の若者に。何より腹を立てている。

CROWDIO 01

私たちもやたら義憤に駆られて、社会正義や、学校での非倫理行動に無性に腹を立てたことはないだろうか?その理由はもう一つある。その中にルサンチマンが含まれているのにも気づかずに、そうして他者に壁を作らないと、ガラスの自分が壊れてしまうから。

でも、実は、どんな人だって、中学・高校生のころは、重かれ軽かれ、そんな感情を持ったことないかな?実は、私もそう。

「社会に関わりたい」だけど「自分と他人にれっきとした違いがなきゃダメ。」

ところが、ネットが普及してくるに従い、それに求められるコミュニケーション能力のスキルアップが要求される。すると光と影のように、リアル会話が苦手な人がクローズアップされるようになる。「コミュニケーション障害」なる言葉、レッテルまで出てきている。

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